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進学や就職の人生設計に助言 上松で高校生ら対象にセミナー

 上松町は、18歳を迎える高校生らを対象に、日本脳炎の予防接種時に人生設計について説明するセミナーを開いている。県木曽保健福祉事務所の協力で出前授業の形で行っている。高校卒業後の進学や就職に伴い町外に出て一人暮らしをすることが多い子供たちに、少しでも知識を持って新たな道に進んでほしいと願って長年にわたって続けている。

 6日夕には、町健康増進センターで予防接種を受けた約20人が、健康観察のための待ち時間に受講した。同事務所の保健師・尾崎瞳子さんが、スライドとパンフレットを使って心身の健康管理の仕方や人生設計、性感染症について説明した。尾崎さんは「何歳ごろに何をしたいか目安をもち、そのための準備を今から少しずつ始めよう」と呼び掛けた。
 出席した生徒らは5、10年後の自分をイメージしながら耳を傾けていた。木曽青峰高校3年の寺田果歩さん(17)=沖田町=は「県内での就職を考えている。これから将来のことも考えなければと思った」と話した。
 10年以上続けている取り組みで、同事務所によると、長年実施しているのは上松町だけだという。担当する町住民福祉課の松尾典子課長補佐は「これからの人生をデザインする上で、自分の体をよく知るきっかけにしてほしい」と話していた。

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