政治・経済

合同就職面接会、やっと初回 コロナで遅れ、学生・企業に焦り

昨夏よりも多くの学生が訪れた就職面接会
 来春卒業予定の大学生らを対象にした合同の企業就職面接会が6日、松本市本庄1のホテルブエナビスタで開かれた。松本、大町の両公共職業安定所などが主催し、松本地方と大北地方に就業場所のある56社が参加した。通常は年4回行うが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止や延期が続き、今年初めての開催となった。新型コロナの影響で就職、採用活動は遅れが生じており、学生、企業の双方から戸惑いの声も聞かれた。
 例年は100社ほどが参加するが、感染対策としてブースの間隔を空けるため参加企業を約6割に抑えた。松本職安によると、昨年7月の面接会は69人の学生らが訪れたが、今回は開始後の30分だけで84人が訪れた。  学生たちは目当ての企業のブースを巡り、採用担当者と面談した。県内出身の男子学生(21)は「合同面接会がなくて困っている。リモート面接が多いが、遠い所にある会社はリモート面接だと交通費が掛からないので、それはプラス」と語った。県内の女子学生(21)は「関東で就職しようと考えていたがコロナのこともあり、県内での就職に切り替えることにした」と話した。  松本市内に本社のある企業の担当者は「2カ月くらいスケジュールが遅れており、まだ最終面接まで達していない。採用する人数は例年通りで減らす予定はない」と述べた。  松本職安の上野大一郎所長は「今年はもう1回、11月ころに開く予定」としている。

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