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葬儀や寺行事をライブ配信 上松のふれあいと2寺院が連携

 上松町を拠点に冠婚葬祭事業などに携わるNPO法人・ふれあいと、同町上松の玉林院が連携して5日、檀家や遺族など参列者に限定した寺行事や葬儀のライブ配信を始めた。遠方に住んでいたり、体調が悪かったりして参列できない場合や、新型コロナウイルスの感染予防に活用してもらう。13日、同町上松の臨川寺でも配信を始める。

 行事や葬儀ごとに発行される専用アドレスにパソコンやスマートフォンでアクセスすると、自宅にいながら参列できる。基本は18人までの視聴で、2時間3000円となり人数や時間が超過すると追加料金がかかる。プライバシーに配慮し、中継が終わるとサーバーから映像が消去される。
 5日、新型コロナウイルスの感染防止のため、玉林院で6回開かれた、盆の時季に営まれる供養「お施餓鬼」のうちの1回が配信された。本堂の一角にパソコンなどの機材が配置され、カメラ2台で撮影した。
 新型コロナウイルスの流行以前から、体調不良や遠方に住んでいることを理由に出席できず寂しい思いをしている人がおり、玉林院は「何とかしたい」という思いがあったが、フォローするやり方を考えあぐねていた。今春から、コロナ禍で参列すべき遺族でも移動の自粛などの影響で葬儀に参列できないケースが増えていたため、同法人と連携して実現につなげた。
 林宏樹住職は「疑似的でも、少しでも遺族が納得できる形で故人のお見送りができるようにしたい」と話し、法人の大道俊昭理事長は「エコーがかかるなどの調整点も出た。配信の質を上げていきたい」と話している。
 葬儀のライブ配信を希望する場合は、NPO法人・ふれあい(電話0264・24・0331)へ。

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