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全村民に商品券1万円分 山形村がコロナ経済対策で

やまがたわくわくチケットの券面(見本)
 山形村は、村内の事業所・店舗などで使える商品券「やまがたわくわくチケット」の発行準備を進めている。約8700人の村民全員に、一律1万円分ずつを配る計画だ。村内事業者向けには「特別支援臨時給付金制度」を始める。新型コロナウイルス感染拡大で低迷する村内経済を
 チケットは正式名称が「地域活性化商品券」で、500円券20枚を一組とする。8月1日現在で村の住民基本台帳に登録されている全員に配る。同月下旬に世帯主宛てに郵送し、9月1日~来年2月28日に、村内の事業所・店舗や村民が村外で営む事業所・店舗のうち、登録された所で使える。  コロナ禍の影響は多少なりとも、誰もがこうむっていることから一律の配布とする。現金ではなくチケットとすることで、村内での資金循環を促す。  特別給付金は今年1~12月、売り上げが前年同月比30%以上減った月がある個人事業者に10万円を、法人事業者に20万円を各1回、支給する。村内の個人・法人事業者か、村内に登記上の本店住所を置く法人(大企業を除く)を対象に、8月7日~来年1月15日に申請を受け付ける。  事業収入が50%以上減った月がある中小法人などに出る国の持続化給付金よりも、対象範囲を広げる。コロナ禍による業績の最低迷期は業種で異なると考え、売り上げ減を前年と比べられる期間を長くする。持続化給付金を受ける事業者も村の給付金を活用できる。  わくわくチケット事業関連の9102万円と臨時給付金制度の4200万円を計上する本年度一般会計補正予算案を、6日に開かれる村議会臨時会に提出する。臨時給付金は全額を国の地方創生臨時交付金でまかない、チケット事業は同交付金と県の補助金を充てる考えだ。  早期に事業を実行する考えで、村議会の理解を得て準備を進めている。チケット事業と給付金について、事業者向けに説明会を開いている。5日も午後3時から、村商工会館で説明会を開き、当日参加も受け付ける。説明会の問い合わせは、チケット事業が村企画振興課(電話番号0263・98・3111)、臨時給付金制度が産業振興課(電話番号0263・98・5664)へ。

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