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打ち上げ花火で景気づけ 明科・ななきの家29日に

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で安曇野市内でも「安曇野花火」をはじめ地域の夏のイベントが軒並み中止となり、ストレスのたまる生活が続いている中、景気よく花火を打ち上げて鬱憤を晴らしてもらおうと、明科七貴の小規模多機能型居宅介護ななきの家が29日に「夏まつり大花火大会」を開く。利用者とその家族、地域の人たちを少しでも元気付けられればと、開設10周年を記念して企画した。

 安曇野花火で使われる花火よりも一回り小さい3号玉と4号玉計25発を、ななきの家の芝生広場で午後7時から打ち上げる。正味5分ほどで終わるが、打ち上げを担う華松煙火(松本市島内)の上條博人社長によると、当日の気象などの条件が合えば市内全域から見えるという。「高瀬川納涼花火大会」(池田町、松川村)や「松本水輪花火大会」(松本市波田、梓川地区)など大きな花火大会を手掛ける上條社長は「今年は花火を見る機会が少ないため、大勢の人に喜んでもらえると思う」と張り切る。
 ななきの家は平成22(2010)年12月の開設以降、毎月7の付く日に開く「なないろカフェ」や「認知症サポーター養成講座」などを通して地域住民との交流を深めてきた。施設を運営する企画の飯沼博則社長は「今回の花火大会にも地域の複数の企業が協賛してくれた。ほかの記念事業も考えたが、みんなで楽しめる花火大会が最適と考えた。当日は地域への感謝を込めて一緒に楽しみたい」と話している。
 感染拡大を防ぐため、ななきの家の敷地内での観賞は利用者とその家族、職員のみとし、地域の人たちには自宅か、ななきの家周辺で見てほしいと呼び掛けている。