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7月降水量観測史上最多 松本・木曽地方の8地点

 松本市などで大雨特別警報が出された今年7月の月降水量が、松本地方と木曽地方の多くの地点で観測史上最多となる月降水量を記録したことが3日までに、気象庁のデータで分かった=表。土砂災害などで鉄道や道路が各地で寸断された平成18(2006)年の7月豪雨時を大きく上回り、平年と比べて王滝村御嶽山は4倍近い2208・0ミリ、松本市上高地は3倍近い1122・0ミリに達した。
 史上最多の月降水量記録を塗り替えた気象庁観測点は、松本地方の西側や木曽地方の山間部8地点になる=表。そのうち木曽町福島は1004・0ミリで、これまで史上1位だった昭和58(1983)年の梅雨前線豪雨時の7月降水量575・0ミリの2倍近い値で記録を更新した。
 松本地方の平地や東山部も記録更新こそしなかったが、松本市沢村が289・0ミリ、安曇野市穂高が283・5ミリ、麻績村聖高原が272・0ミリで、いずれも7月としては歴代2位の降水量となった。
 長雨により7月の日照時間は各地で観測史上最少となり、木曽町福島が56・3時間、南木曽町が52・3時間と平年の3分の1程度にとどまった。