教育・子育て

筑北村教委が災害時の緊急対応マニュアル 2学期から運用

 筑北村教育委員会は、大雨や台風による災害の発生に備え、5段階の警戒レベル別に村内の小中学校、保育園の休校・休園の判断や、登下校時の対応の目安をまとめた緊急対応マニュアルを作った。村を含め松本地域で大雨特別警報が発令された7月上旬の大雨を教訓に、今あるマニュアルより対応を具体化させた。夏休みの開始時期に合わせて各家庭にも配布し、2学期から運用する予定だ。

 小中学校は、自治体が発表する避難勧告・避難指示に相当するレベル4以上で休校とする。登校前にレベル3が出た場合、状況により自宅待機を求め、村教委が(登校前に)当日の対応内容を保護者へ一斉メールで知らせる。子供たちが学校にいる時間帯にレベル3が発令された場合は、いつでも授業を打ち切り、安全な場所に避難誘導できるよう準備する。バス通学の児童生徒は原則としてバスでの下校とし、バス停まで保護者に迎えに来てもらうよう呼び掛ける。
 村防災計画に基づく村の災害時対応マニュアルでは、学校長、保育園長の務めとして、「教育委員会と連携し休校などの適切な処置を取る」とされている。大雨特別警報が発表された7月8日は、未明から早朝にかけて強い雨が降り、村が午前5時すぎに村内全域に避難勧告を発令した。村教委はこの時、学校が避難施設である点や、天候が回復するとの予報などを考慮して通常通り授業を行おうと判断し、子供たちは通常通り登校した。
 宮下敏彦教育長は当時の対応を「(児童生徒や保護者に)不安を与えてしまった」とし、「判断基準を具体化して共有することで、子供たち、保護者の安心感につながれば。子供たちを守るための連携強化にもつなげたい」と話している。
 対応マニュアルはあくまで目安とし、状況に応じて柔軟な対応ができるように努める。7月末に開いた校長会、臨時教育委員会で内容を固めた。

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