地域の話題

上松の休養林再開11日にも 大雨で被災の道路復旧急ぐ

 7月の大雨でアクセス路の町道が被災するなどして、同月6日から臨時休園が続いている赤沢自然休養林(上松町小川)が、早ければ8月11日ごろに営業再開する見通しとなった。森林鉄道を含む休養林内の施設に大きな被害はなかったものの町道2カ所でのり面の崩落が確認され、町は盆前の復旧を目指して急ピッチで作業を進めている。

 町や町観光協会によると、7月7日朝、町の現地調査で判明し、前日の大雨で被災したとみられる。園内に設置されている国交省の雨量観測器で6~8日の累積雨量が年間雨量の3分の1に相当する900㍉だった。
 町道の「犬返り」付近でのり面の立木が根こそぎ滑り落ちた。約200立方㍍が崩れ、崩壊地から湧水が出放しになっている。「麝香沢」付近でものり面の土砂約80立方㍍が崩落して道路をふさいだ。
 町と木曽森林管理署などは土砂や立木の撤去した後、大型土のうの設置し安全性を高める復旧作業を進めている。大屋誠町長は「よく2カ所だけで済んだという思いだ。(8月8~10日の)3連休で道路の安全確保を急ぎ、盆前に営業を再開できれば」と話した。
 今季の営業は、新型コロナウイルスの感染拡大防止で例年より1カ月開園を遅らせているため、実質6月のみとなった。これまでに2382人が訪れ、前年同月までの入り込みの2割を切った。コロナ禍での被災で「泣き面に蜂」だが、町観光協会の見浦崇事務局長は「早い復旧を願いたい」と話している。

連載・特集

もっと見る