スポーツ

高校野球中信ブロック場内アナウンス堂々と 豊科・池田工女子マネジャー

 松本市四賀球場を会場に行われた2020年度夏季高校野球県大会中信ブロックでは、中信地区の野球部の女子マネジャーが場内アナウンスを務めてきた。2日の代表決定戦は中信ブロック最後の試合で、豊科高校の畠山心夢さん(18)=3年=と池田工業高校の鈴木美波さん(17)=同=が担当した。2人は大役を任された喜びをかみ締めながら、堂々としたアナウンスを披露した。

 畠山さんと鈴木さんは通学途中の電車で毎朝顔を合わせる仲で、部内でマネジャーが自分一人しかいない状況を乗り越えてきた者同士、苦労などを共有してきたという。2日も助け合いながらアナウンスを行い、鈴木さんは「(2試合目の)タイブレークのアナウンスは初めてだったけれど、リラックスしてできた」と笑顔を見せた。
 代表決定戦のアナウンスを担当したことについて、畠山さんは「人生で大切な思い出になった」とほほ笑む。本大会で豊科高は穂高商業高校との合同チームで出場するも初戦敗退。ベンチには穂商のマネジャーが入っていた。畠山さんは「少し心残りがあった」といい、アナウンスが決まってからは「できない人もいる中で貴重な機会をもらった」と家などで練習を重ねてきた。
 鈴木さんは先輩の姿に憧れて1年生のときからアナウンスを磨き、今では選手に「お前のアナウンスじゃないと打てない」と言われるほどに成長した。新型コロナウイルスの影響で例年とは違う大会となったが、試合ができることに感謝し、代表決定戦のアナウンスを終えて「マネジャーの仕事をやりきった。今日が集大成」と晴れやかな笑顔を見せた。

連載・特集

もっと見る