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花火で楽しい夏休みに 豊科・アルプス区

 安曇野市豊科高家のアルプス区の子ども育成会が1日、区内の子供たちに手持ち花火の配布を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で納涼祭などの地元イベントが中止となり、交流の機会が減った子供たちを少しでも喜ばせたいと、区の関係団体の協力を得て子育て家庭の各戸を回って届けている。

 1日午前、育成会や区、地区社会福祉協議会の役員ら7人が公民館に集まり、約100人分の手持ち花火パックを仕分けした。パックの裏側には、「がんばっている子ども達へ」と題し「お家の方といっしょに楽しんでください。コロナが皆さんの生活を乱していますが、みんなで力をあわせて乗りこえましょう」と書かれた育成会のメッセージ紙を貼った。
 アルプス区では、お盆に行う最大行事の納涼祭などさまざまな地区行事がコロナの影響で中止を余儀なくされた。世代を超えて絆を深める機会が持てない中、地区社協が「地域の大人に見守られている安心感を持ってもらうため子供に花火を贈ってはどうか」と提案し、賛同した育成会が18歳以下の子供がいる家庭を調べ、PTAなどの協力も得て準備を整えた。
 手持ち花火は、納涼祭の楽しみの一つでもある。育成会の西村真利子会長(38)は「コロナの影響で嫌なことがあっても毎年変わらずに花火ができる、そんな安らぎのひとときを家族で過ごしてほしい」と話していた。

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