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えんぱーく10周年 座談会で図書館に高い評価

 塩尻市市民交流センター・えんぱーくの10周年記念イベントには開館準備に携わった多くの関係者が訪れ、歩みや展望を語った。

 座談会には図書館員の立場から構想に関わった立命館大学教授・常世田良さんや同館設計者の建築家・柳澤潤さんが登壇。常世田さんはえんぱーく内の市立図書館について「日本の図書館界が目指す課題解決型図書館が実現されている」と述べ、一般的に利用が少ない働き盛りの世代にも積極的に利用されている点を評価した。柳澤さんは「人工の森の中を歩き回れる公園のような空間」を目指したとし、結果的に「来館者が自由に過ごしながら一つの空間を共有している」と喜んだ。
 常世田さんによると塩尻市と同規模の人口で図書館を有する市町村は全国に107ある。このうち塩尻市立図書館は▽蔵書冊数▽予約件数▽貸出点数▽資料購入予算─の4指標がいずれも上位10市町村に入る唯一の自治体といい、えんぱーく誕生の成果に挙げた。
 館内ではこのほか「お祝いフォトスポット」や「未来への手紙」など各種記念事業が31日まで実施されている。

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