政治・経済

歩道でオープンテラス実現へ 松本市がコロナ対策で規制緩和

テラス席を準備するパントリーマルナカ。1日に始まる
 新型コロナウイルスで経営や座席数に影響を受けている店舗を支援するため、松本市が規制を緩和して店先の歩道にオープンテラスなどを仮設できるようにする「街場のえんがわ作戦」が、中心市街地で実現する運びとなった。まずは1日に本町通りで3店舗による歩道利用がスタートする。大名町通りやあがたの森通りなどでも順次始まり、計20店舗ほどが開設する予定だ。
 1日に歩道利用を始めるのは、パントリーマルナカ、オールドロック、KADOKKOで、いずれも各営業時間内にテラス席の仮設を予定している。本町通りの商店主でつくる松本本町ルネサンス倶楽部が申請した。  店先の歩道の一部をテラス席などとして活用することで、密を避けるために店内で削減している座席数を補完したり人目について集客効果が見込めたりといった利点が期待される。マルナカの古田清隆工場長は「少しでも街のにぎわいに貢献できれば。(感染拡大が続いていて)複雑な気持ちだが、街を訪れてゆっくりしてもらえたら」と期待する。  歩道利用支援は国の要請を受けた取り組みで、市が歩道占用許可の基準を緩和しているほか、占用料も免除している。11月30日までの時限的な措置で、占用部分を除いて原則2メートル以上の歩行空間が確保できることなどが条件となっている。  市都市政策課は「屋外を利用するので密にならないための新型コロナ対策になる。市として社会実験的な意味合いもあり、これが定着すれば街の様子が変わってくるかも知れない」としている。

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