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巣ごもり長く家庭ごみ増 松本クリーンセンター

 松本、塩尻、山形、朝日の4市村でつくる松塩地区広域施設組合が運営する松本クリーンセンター(松本市島内)に今年1~6月に搬入されたごみの量のうち、家庭系ごみが前年同期に比べて4・3%増えたことが21日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、住民の在宅時間が従来より延びたことが背景にあるとみられる。

 家庭系ごみは計2万3714トンだった。月別でみると、1月と2月は減ったが、3月は前年同月比9%増、5月は同2・9%増、6月は同16・4%増となった。外出自粛や臨時休校、在宅勤務などで家族が自宅にいる時間が長くなり、食事を作る機会が増えるなどしたことが要因として考えられるという。
 一方で、事業系ごみは計2万3026トンで、前年同期比1%減となった。特に4月が同8・6%減、5月が同8・8%減と顕著だ。緊急事態宣言を受けて、事業者が休業要請に応じるなどして経済活動が停滞したことが一因とみられる。組合の小林利明・施設1課長は「今後も注視していきたい」と説明している。
 昨年度のごみ搬入量は、昨年10月の消費増税前の駆け込み需要も影響し、4市村の合計で前年度比1・4%増の9万8551トンとなった。近年の減少傾向から増加に転じた。