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木祖中1年生が建設現場の技術に触れる

 木祖村の木祖中学校の1年生19人が30日、来春の開館に向けて建設が進む村の福祉施設の工事現場を見学した。村内の多くの企業が関わる「地元の力」で造っている施設に理解を深めた生徒たちは、建物に使われている村産ヒノキの端材を使って工作も体験した。

 見学に先立ち建設に携わる職人から、ヘルメットや命綱を身に着けて安全に配慮していることなどを聞いた。現場見学では、施設の窓には木製のサッシが使われており「密閉性が高い」「結露しない」といった特長があることも教わった。
 村建築協議会員の手ほどきで、写真立てを組み立てた。色を塗る生徒が多い中「村ならではの木の木目を生かしたい」と、あえて色を付けなかった中田渉夢さん(12)は「子供の頃に遊んでくれた近所のおばあちゃんの写真を飾りたい」と話していた。
 村住民福祉課の小出賢治課長は生徒に「トレーニング室もできる。部活動で使うようになるかも」と言葉を掛け、工事を請け負う木曽土建工業の担当者は「建設途中の状態を記憶に残し、完成後には比較してみてほしい」と願っていた。