教育・子育て

菅谷昭氏 松本大学長に正式決定

 学校法人松商学園(丸山律夫理事長)は27日に理事会を開き、松本市長を3月まで4期16年務めた菅谷昭氏(76)=蟻ケ崎5=を、松本大学(松本市新村)の次期学長に正式決定した。任期は10月1日から令和6年3月末まで。菅谷氏は学内で開かれた記者会見に臨み「さまざまな領域で潜在能力の高い大学としてさらなる発展・飛躍を継続するため、堅実、着実、誠実に大学運営を展開する」と意欲を示した。

 法人事務局は、菅谷氏を選んだ理由について▽平和教育に力を入れ、地球規模の視野に立って人類平和に役立つ生き方を発信できる考え▽「健康寿命延伸都市・松本」など市長としてポリシーを持って都市づくりに取り組み地方から国を動かした実績▽学生が地域と連携して学ぶ教育手法への深い理解―の3点を挙げた。
 菅谷氏は、松本大が全国的に高い評価を受けている点などを挙げ「(理念である)地域貢献を旨とする方針を継続する」と述べた。学生の8割以上が県内出身者で、卒業生の9割以上が県内企業に就職している特徴を踏まえ、「県内で生まれ育った若者の大学教育を担い、県内で活躍する『出生地定着増』の促進に、松本大は大きな役割を持つ。力を入れたい」と強調した。
 自身の学長就任について、医療者、旧ソ連・チェルノブイリ原発事故の医療支援活動、市長という前歴を念頭に「第4の新たなる人生の旅」と表現した。
 平成24(2012)年から学長を務めてきた住吉廣行氏(72)は任期満了に伴い9月末で退任する。

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