政治・経済

鼠穴橋を架け替え バイパスで急カーブ解消

 安曇野市穂高有明から松川村方面に延びる県道・有明大町線(通称・山麓線)のうち市村境の穂高川に架かる鼠穴橋周辺で、バイパス道路の建設工事が行われている。急カーブの道路を通らずに往来できる延長270㍍の道路を新設し、鼠穴橋を架け替える。観光地へのアクセスの利便性向上の一環だ。

 両市村にまたがる600㍍区間で、平成30(2018)年度からバイパス道路の新設と現道の拡幅を進めている。曲がりくねって大型車がすれ違いにくい幅6・0㍍の1車線道路を幅9・7㍍の歩道付き2車線道路に改良し、カーブや勾配も緩やかにする。総事業費は約6億円を見込む。
 鼠穴橋は昭和42(1967)年の建設で、老朽化が進んでいる。県は70㍍ほど上流側に新たな橋を建設しており、一部の橋台が姿を見せている。渇水期の冬に残りの橋台、橋脚を建設し、来年度以降、橋桁を架ける。
 有明大町線は穂高有明の宮城交差点から大町市街地につながる県道だ。国営アルプスあづみの公園の堀金・穂高地区と大町・松川地区を結ぶ観光ルートにもなっており、工事現場周辺も1日約3000台の車が通過する。
 工事完了は令和7年度の予定だが、県安曇野建設事務所は「少しでも早く開通させ、安心して通れるようにしたい」としている。