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コロナ第2波を想定 池田町図書館が蔵書充実

本を消毒する機械を設置するカウンター
 池田町は、新型コロナウイルス感染拡大の第2波に備え、自宅で過ごす時間を有意義にしてもらおうと、町図書館の蔵書を増やして貸し出す本を充実させる。館内に書籍専用の消毒機も設置し、利用者が安心して本を借りられる環境を整える。
 絵本や図鑑、一般書、コミックなど約230冊を40万円で購入し、幅広い世代向けの分野をカバーする。  消毒機は、不特定多数の人が手にする本の殺菌を目的に1台を導入する。小型冷蔵庫のような形で、貸出や返却を行うカウンター横に設置する。機内に本を入れて作動させると、紫外線で殺菌し、送風でごみを取り除く。貸出手続きを済ませた後、利用者が自由に消毒できる。司書・小野理香子さんは「少しでも安心して自宅に本を持ち帰ってほしい」と話す。  町図書館はコロナの影響で、3月に2週間、5月の大型連休中に4日間休館した。町民などから貸出利用の希望があり、近隣図書館よりも休館日を少なく抑えた。開館日は常時窓を開けて喚起し、書籍をアルコール消毒するなど感染防止策を徹底した。5月下旬までは閲覧を禁止したが、貸し出しの冊数を従来より多く、期間を長く設けた。  感染拡大前の利用は1カ月平均3500人程度で、利用内容を制限した3~5月も1カ月平均約1400人が訪れた。下條浩久館長は、再び外出自粛になった際に図書館の本を活用してほしいといい「乳児と訪れる方にも消毒済みの本を安心して手に取ってもらえれば」と話している。

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