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麻績の魅力を旗に凝縮 協力隊がおやきPRのぼり旗

協力隊員2人(右側)が作った旗の完成を喜ぶ会員たち

 麻績村を拠点に、郷土食のおやきづくりをしている合同会社「麻績おやきの会」の活動をPRする新しいのぼり旗が完成した。村に伝わる伝統の草木染めの技法を生かし、村地域おこし協力隊の伝統工芸班に所属する隊員2人が手作りした。

 藍や、紫色になる染料・ロックウッドで染めた大小8枚がある。藍染めの1枚は、名所として知られる冠着山にかかる月の景色や、村のPRキャラクター・おみぽんをデザインした。中央には、タマネギの皮で染めた布で「おやき」の文字を書いてある。紫色の旗は、おやきの具材に使われているナスやカボチャを配し、会が大切にする地産地消の活動を伝える1枚にした。小さい旗は、村内で採取したアカネなどの染料で仕上げてある。
 地域色を生かしたPRにつなげようと、会が隊員に制作を依頼し、4月に着任した稲田朋子さん(36)、小菅亜理沙さん(29)が手作りした。先輩の隊員の助言を受けながら何度も染め直しをしたといい、稲田さんは「難しい作業もあったけれど、やりがいを持って取り組めた」と話す。
 このほどあった贈呈式では、おやきの会の代表・宮川幸子さん(70)が「色合いがよくとても気に入った。たくさん活用したい」と感謝した。催しに出店する際や、農産物直売所「麻績の市 あさつゆ」で、会のおやきが販売される日(毎週土曜日)の目印として掲げる予定だ。