政治・経済

国道19号 塩尻市野村の2交差点改良へ

用地取得率が約8割となった九里巾交差点

 塩尻市広丘野村の国道19号の九里巾、金塚両交差点の改良事業が進められている。右折レーンや自転車道の新設などを通し、事故防止や歩行者らの安全確保につなげる。九里巾は令和元年度末で用地取得率が約8割に達しており、本年度に事業着手した金塚とともに早期整備に向けて事業推進が図られる。

 九里巾の改良事業は、交差点の南北計約800メートルの区間を対象に平成21(2009)年度から順次行われている。現在は幅約11メートル・片側1車線の道路を、幅約30メートルに拡幅して右折レーンを新設。自転車道の新設や歩道拡幅を行うほか、変則十字路となっている市道との交差角度を調整する。交差点松本方面東側の一部区間では拡幅工事が完了している。本年度事業費は約3億8400万円。
 金塚の改良事業は交差点の南北計約500メートルの区間を対象とする。現在は片側1車線・幅約10メートルの道路を幅約30メートルに拡幅し、両側に1車線ずつ増設して右折レーンを新設。九里巾と同様、自転車道の新設や歩道拡幅を行う。県道との交差角度も直角化する。本年度は調査設計を進め、今後地元への説明を行う方針だ。工事着手時期は未定となっている。本年度事業費は約3000万円。
 事業を担当する長野国道事務所交通対策課の担当者は「地元の理解を得ながら交差点の安全性、利便性の向上を図っていきたい」と話している。
 国道19号の塩尻・松本市境~広丘高出間は、一般的に4車線に当たる幅30メートルへの拡幅が都市計画決定されている。

連載・特集

もっと見る