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松本の魅力詰めた贈り物 曽根原和花さん企画 就職内定取り消し ばねに

松本おさんぽ便を持つ曽根原さん(右)と、マップをデザインした佐々木さん

 今春に就職を予定していたものの、新型コロナウイルスの影響で内定を取り消され、松本市内の実家に戻った曽根原和花さん(23)=沢村1=が、中心街にある個人店のこだわりの品々を集めたギフトボックス「ほっかり松本おさんぽ便」を企画した。街を歩いて再発見した松本の魅力を詰め込んだ。

 曽根原さんは信濃むつみ高校卒業後、東京都内の大学に進学した。地方での暮らしやキャリアを考えるプログラムで鹿児島県の与論島に滞在したことをきっかけに、与論島の宿泊施設に就職することになった。
 3月に大学を卒業したが、感染拡大による休業で内定を取り消されてしまった。
 コロナ禍で就職活動などもできず、気分転換にと街を散歩すると、空気がおいしかったり、こだわりの品を販売する個人店主が多かったりと、高校生まで住んでいたのに知らなかった松本の魅力にあらためて気がついた。その魅力を伝える方法はないかと、店舗に飛び込んでアドバイスを求め、ギフトボックスの販売に行き着いた。
 ボックスには、あめやそばかりんとう、ジャムなど5品を詰めたほか、建築などを学んだ友人の佐々木萩乃さん(23)にデザインしてもらった市内の散策マップを添えた。税込み2800円(送料別)で通信販売する。曽根原さんは「松本を訪れて、お散歩するきっかけになれたらうれしい」と話している。
 詳細は松本おさんぽ便のフェイスブックページから。

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