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浸水や土砂流出あらわに 木曽地域で大雨被害の調査継続

 週末に木曽地域を襲った激しい雷雨は13日、被害状況が徐々に見えてきた。11日夜に最大1時間降水量35・5ミリの激しい雨を記録した木祖村を中心に、建物や農地への浸水、道路への土砂流出などが相次いだ。農業被害は調査中で、今後判明する被害はさらに増えそうだ。

 木祖村では、小木曽の会社倉庫1棟で床上浸水が、薮原と菅で民家への床下浸水が各1棟発生した。木曽町では町道3路線が、冠水や路面の陥没などで新たに通行止めとなった。13日までに1路線が解除され、開田高原末川と三岳で2路線が通行止めとなっている。
 木祖村、木曽町とも農業被害は調査中だが、農地への浸水などの被害が複数あるとみている。他4町村では11日夜の雨では大きな被害は確認されていない。
 県道奈川木祖線は、木祖村小木曽で沢から流れた土砂が高さ3メートル、長さ約30メートルにわたって道路をふさいだ。13日までに土砂撤去は完了したが、上流で複数の山腹崩壊が発生している恐れがあり、県木曽建設事務所は「安全が確認できるまで通行止め解除は判断できない」としている。木曽と伊那を結ぶ国道361号権兵衛峠道路は既に通行止めとなっている区間で、のり面崩落が新たに1カ所見つかった。

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