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復旧に全力大雨警戒続く

  記録的な大雨に見舞われた松本地方と木曽地方では10日、土砂崩れや護岸流失などの被害が出た道路や河川の復旧作業が続いた。6日夕から運休していたJR中央西線の特急しなのは運転を再開した。一方、雨はいったん弱まったものの、前線や低気圧の影響で11日にかけて激しく降る可能性があり、長野地方気象台は土砂災害に警戒を呼びかけている。

 県のまとめだと、10日正午現在、松本地方と木曽地方で避難者はいなくなった。床下浸水は木曽町が16件、安曇野市と木祖村が各2件、上松町が1件。
 松本市安曇の景勝地・上高地に通じる県道と岐阜県境の中部縦貫道安房トンネルの通行止めが解除され、上高地の孤立は解消された。
 降り始め(3日正午)からの降水量は10日午後4時までに王滝村御嶽山で978・0ミリ、松本市安曇の上高地で496・0ミリとなり、長野地方気象台は木曽町と塩尻市楢川の大雨警報を継続した。阿部守一知事は県庁で開かれた災害対策本部員会議で「降雨が続く見通しだ。週末にかけてしっかり警戒態勢を」と指示した。

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