教育・子育て

付属小副校長・PTA副会長・教諭の3人 ギターライブで児童に笑顔贈る 

迫力のある生演奏を披露する大野副校長と片原教諭、小畑さん(左から)

 松本市桐1の信州大学付属松本小学校で10日、大野征二副校長とPTA副会長の会社経営・小畑啓さん(47)、1年担任の片原範子教諭(31)の3人がギターと歌の生演奏を披露した。小畑さんが同校に寄贈したギターを子供たちにお披露目しようと、学校側が企画した。2時間目の後の休み時間を使ったライブで1曲だけの演奏だったが、子供たちは間近で聞く生の音楽に歓声を上げて喜んでいた。

 感染リスクがある密閉空間を避けるため、中庭に面した屋根付きのスペースで演奏し、児童が聞きに来られる形にした。
 大野副校長がベース、小畑さんがエレキギター、片原教諭がボーカルを担当し、ロックバンド・ヨルシカの一曲を演奏した。ギターの迫力のある音や片原教諭のパワフルな歌声が披露されると、子供たちは跳びはねてリズムに乗り、4年生の岩瀬玲奈さん(10)は「ギターも範子先生の歌もすごかった」と目を輝かせた。演奏後は大野副校長や小畑さんにサインを求める児童もいた。
 大野副校長と小畑さんはギターが趣味で、昨年顔を合わせた際にギターの話で盛り上がった。ギタークラブを作りたい児童もいると聞き、小畑さんは今年2月、役に立てればとギター4本とベース1本を寄贈した。
 新型コロナの感染拡大に伴う休校などで全校児童を集めたお披露目の機会がつくれなかったため、休み時間での生演奏に踏み切った。小畑さんは「今までやってきた演奏の中で一番の盛り上がりだった」と笑顔を見せ、大野副校長は「ギター製作は松本を支える産業の一つ。地域に住む1人として知ってもらえたら」と願っていた。

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