政治・経済

全住民に2万円商品券配布へ 池田町が独自の経済支援策

全住民に贈る商品券のデザイン案
 池田町は新型コロナウイルス対策の独自の経済支援として、全町民に1人2万円の商品券を配ることを決めた。商品券の利用を町内に限定して消費拡大につなげ、売り上げが減少した商店や企業を応援する。
 7月1日現在で住民登録をしている9764人を対象とする。1枚1000円の20枚つづりで1セットとし、大型量販店を除く町内の店で使える「限定券」10枚、町内の全店で使える「共通券」10枚で構成する。8月上旬に世帯主宛てに家族全員分を書留郵便で送る。利用期間は8月8日~来年2月28日とする。  「生き活き池田スマイルクーポン」と名付けた。愛称は「イケスマ」で、親しみを持って多くの人が利用し「活力ある暮らしで笑顔になるように」との願いを込めた。商品券を扱う店を17日まで募集する。  甕聖章町長は「従来のプレミアム付き商品券だと、経済力によって不公平感が生まれる可能性がある」とし、全町民を対象にしたと述べた。事業費は郵送料などを含めて2億円で、国の交付金と県の補助金を充てる。  町はもう一つの経済支援として、町商工会に加盟していない自営業者に一律10万円を給付することを決めた。また売り上げが前年比で50%以上減少した事業所には、減収率に応じてさらに最大30万円を支給する。  町が4月に行った中小企業への経済支援では、対象を商工会の会員に絞っていたため、今回はその時に漏れていた店にも支援を広げた。  これらの支援は、15日の町議会全員協議会で詳細を報告した後、予算を専決処分する。今回の新たな経済対策について甕町長は「前回は緊急性を重視した。今回は一部の人への対策にならないように公平性を重視した」と話している。

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