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新村井駅舎の多目的スペース計画 活用策を利用者や住民に募る

村井駅の待合室に設置されたアンケート用紙と回収箱。利用者の意見を募っている

 松本市がJR東日本と共に進めるJR村井駅周辺整備事業で、市は、令和4(2022)年度以降の利用開始を目指す新駅舎の公共施設部分の利活用方法について、今月末までを期限に地元住民や駅利用者の意見募集をしている。村井駅待合室にアンケート用紙と回収箱を設置したほか、周辺の高校などにも用紙を配布しており、若者の声にも耳を傾けながら、市街地を形成する市南部地域の玄関口を整える方針だ。

 新村井駅は、鉄骨3階建ての延べ約1700平方㍍で、地上駅舎上部に改札を備えて東西自由通路を接続した「半橋上駅舎」となる。駅舎1階に170平方㍍、2階に87平方㍍の多目的・交流スペースをそれぞれ設ける計画だ。今回のアンケートではこの多目的・交流スペースの用途について、「学習スペース」「子育て支援事業」「期日前投票所」などの選択肢を設けて尋ねている。市は駅待合室の記載台に事業計画の概要を掲示した。
 駅周辺の芳川村井町、芳川小屋両町会の全2380世帯にもアンケート用紙を配布した。地元から「若者の意見を聞いてほしい」との声もあったため、近くの松本国際高校と田川高校、松本短期大学にも生徒・学生分1700枚を配布した。近く市ホームページからもアンケートに回答できるようにして、幅広く市民の意見を聴取する考えだ。市都市政策課の桐沢明雄課長は「みんなに愛されて使いやすい駅にしたい」と話している。
 事業では、来月中旬から現駅舎南側の自転車駐輪場解体工事に着手するほか、本年度は仮設ロータリーや仮設駐輪場の設置工事を実施する計画だ。自由通路や駅舎に絡む工事は来年度から本格化する見通しだ。

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