教育・子育て

塩尻市のファミサポ 昨年度利用件数 前年度比1・7倍

 塩尻市が実施している、12歳以下の子供の一時預かりや送迎などを行う「ファミリーサポート事業」の昨年度の利用状況がまとまった。事業を利用する「依頼会員」、預かる側の「提供会員」ともに年々増加しており、延べ利用件数は前年度比1・7倍の1258件と大幅に伸びた。

 昨年度末の依頼会員は616人で、新規登録は89人だった。提供会員は83人で、うち依頼会員を兼ねて登録している人は9人いる。利用件数のうち、未就学児の利用が984件と約8割を占める。
 依頼理由で最も多かったのは「親が仕事時の預かり」の367件で、全体の3割を占める。次いで「保育施設への送迎」「保護者の病気や通院、急用時の援助」と続く。
 市子育て支援センターによると、新型コロナウイルス感染拡大防止のため学校の臨時休校や外出自粛が行われた3月はキャンセルが急増し、依頼数自体も減った。3月の利用実績は51件で、平時の半数程度だった。「休校で預かり依頼が増えると思ったが逆に減った」といい「預けること自体を不安がる保護者もおり、自ら休みを取って子供と過ごす人が多かったようだ」と分析する。
 本年度も4・5月は利用の自粛傾向が続いたが、6月に入って若干利用が増えてきたという。
 3カ月未満児の場合は、依頼者の自宅に提供会員が出向いて支援を行っている。支援センターの羽多野紀子所長は「コロナでいろいろ不安な時期だからこそ、産後で大変なお母さんたちも少しでも一息つけるように事業を利用してもらいたい」と呼び掛けている。

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