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露地物スイカ出荷始まる JA松本ハイランド

共選所へ乗り付けたトラックの荷台から露地物スイカを運び出す農家ら

 松本市波田のJA松本ハイランドすいか共選所で5日、露地栽培したスイカの出荷が始まった。定植し始めた4月の気温は平年より低かったが凍霜害などの影響はほぼなく、5~6月は気温が高くなって昼夜の気温差も大きく、甘くシャリシャリとした食感に育った。出荷開始は平年並みで初日は農家10戸が約3200個を持ち込んだ。

 農家のトラックが、緑色の濃淡のしましま模様がしっかりと色付いた露地物スイカを載せて次々と訪れた。検査員たちは傷の有無などを目視で確認すると、糖度(出荷基準11度以上)などを自動で測る選果機へ回し、サイズや品質別に選別・箱詰めされた。初日のスイカの糖度は中央部分・種部分がともに12度と上々の仕上がりだった。
 管内のスイカのうち露地物は全体の8割以上を占め、スイカ全体では9月中旬までに93万ケース(1ケース2玉)を地元をはじめ東京、大阪、名古屋、福岡など大都市圏へ出荷する。販売高は25億円を見込む。
 すいか部会長の上原伝一さん(64)=和田=は「新型コロナウイルスの影響で価格に不安もあったが今はうまく推移している」と安堵し「松本地方のスイカの魅力はやはり甘さと"シャリ感"だ。食べてもらえばおいしさが分かる。(需要が高まる)暑い夏を期待したいね」と話していた。

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