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屋外イベントで3密回避 安曇野でラリー

 安曇野市の国営アルプスあづみの公園堀金・穂高地区で、新企画のクイズラリーが始まっている。楽しんでもらいながら、新型コロナウイルス感染防止のために3密(密集・密接・密閉)の回避につなげる趣向だ。市観光協会は、自転車で市内を回って写真を撮ってもらうフォトラリーを今月下旬に始める計画で、大規模イベントの中止が相次ぐなか、安曇野の豊かな自然を生かした屋外での分散型イベントを始める動きが出ている。

 クイズラリーの「木子と草太の謎解きかくれんぼ」は、田園文化ゾーンで楽しめる。動物が描かれたパネル4枚を探し、それぞれのクイズを解く。ゴールにたどり着くまでに2時間ほどかかり頭と体を動かして気分転換を図ることができる。
 感染拡大防止のために休園していた1カ月半で、クイズラリーを企画する業者の協力を得て準備を進めた。11月1日まで続ける計画で、公園管理センターの担当者は「大きな催しは開きにくく、来園者にどういうアプローチができるのかゼロから考えてきた。新しい形のイベントを楽しんでほしい」と願う。
 市観光協会が企画したフォトラリーは、シェサイクルやレンタサイクルで市内の観光施設や飲食店、土産店などを巡り、注文した食事や購入した土産品、気に入った景色の写真を撮ってもらい、その写真に応じて加算されるポイントに応じて特産品をプレゼントする仕組みだ。参加費は1000円で、自転車を半日借りる通常料金より安く設定した。
 観光客の減少で売り上げが落ち込む飲食店や小売店への波及効果も狙う。観光協会の担当者は「密を避けた旅を選んでもらえるように、安曇野観光の売りの一つにしていきたい」と先を見据えた。

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