政治・経済

塩尻市税収納率 過去30年で最高 昨年度97・90%

 塩尻市の昨年度の市税収納率は97・90%と前年度から0・80ポイント上がり、平成元年度以降で最高となった。滞納整理の早期着手による催告や財産差し押さえの強化が成果を上げたとみられる。現年度分、滞納繰り越し分の各収納率も平成に入って以降最高となり、それぞれ99・37%(前年度比0・10ポイント高)、39・61%(同11・78ポイント高)だった。

 令和元年度の市税の調定額は100億6872万円で、前年度から約3億7000万円増えた。徴収すべき額が増える中、現年度分で99・37%に当たる100億529万円を収納した。収入未済額は同5297万円減の2億175万円。
 国保税の収納率も83・69%と前年度から3・53ポイント上がり、前年度は3億1960万円あった収入未済額が2億5517万円にまで減った。
 滞納処分の差し押さえ件数は前年度比244件増の972件だった。うち873件を給与や預金、生命保険など換価しやすい財産(債権)が占める。差し押さえ債権の総額は2億296万円で、うち同49%増に当たる1億3130万円を強制徴収した。決算時の滞納者数は同333人減の2946人となり、過去10年でほぼ半減した。
 一方、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済的な影響から、本年度は納税困難者の増加が予想されるという。税務課は「収納率は令和元年度をピークに下がるだろう」とみている。

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