連載・特集

2020.7.1みすず野

 労働災害、交通事故、火事など日常生活をおびやかす災害や事故の防止を目的に、昭和35(1960)年に定められた「国民安全の日」が、7月1日きょうである。当時は交通事故件数が右肩上がりに増加し、死者は年間1万人を超え、「交通戦争」の言葉が生まれた◆ちなみに昨年の死者は3215人、幸い減少傾向にある。犯罪の防止と罪を犯した人の更正を目指す「社会を明るくする運動」も本日から始まる。ことしは70回の節目だが、コロナの影響で講演会、街頭パレードといったイベントは全国的に中止、縮小されてしまった。仕方ないとして、犯罪を未然に防ぎ、社会を健全に、明るく保つ意識を高めることはとても大事だ◆労災の中で、対人関係のストレス、トラブル、過労から精神疾患にかかる人が増えている。この「心の病」の労災申請件数は、毎年更新されるものの、認定されるのは3割ほどという。コロナ禍で仕事を失うなどして、さらに増加していないか気になる◆悩みを打ち明け、相談できればいいけれど、独り抱え込み、こもってしまっている人はいないか。職場や地域を見回し、声掛けから始められれば。

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