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中山道歩いて街道の風情堪能 木曽で人気のイベントスタート

案内人(右)の解説に耳を傾ける参加者(福島関所)
 歴史や自然あふれる旧中山道100キロを、複数回に分けて歩くイベント「日本遺産・中山道木曽路街道歩き」が9日、始まった。新型コロナウイルスの影響で2カ月遅れてのスタートとなった。初日は地元や中信地方から46人が参加し、木曽町の宮ノ越宿から福島宿までの約9・5キロを歩き、街道の面影を残す宿場の風情を堪能した。
 6年目となる人気の企画だ。昨年まで主催した木祖村のNPO法人「木曽川・水の始発駅」の今年2月での解散に伴い、新たな任意団体「木曽路ウォークガイド会」(柳川浩司代表)が引き継いだ。  中山道の中間地点を経て福島宿に入った一行は、昼すぎに日本四大関所の一つである福島関所に到着。門や柵が当時のままに復元されており、広々とした史跡公園で昼食を取った。イベント常連の小松重信さん(90)=松本市元町=は「開始を待ち望んでいた」と笑顔だった。  感染拡大防止のため、歩行時は間隔を空けるように心掛けた。列が長くなってガイドの説明が行き届かないことを想定し、解説文を印刷したチラシを事前に配布した。この日の朝、検温をしてから参加した吉村行男さん(70)=上松町=は「主催者も気を使って大変だと思う」と話し「街道歩きを楽しむために、今年は参加者自身が体調の把握をしっかりとしなければいけない」とうなずいていた。  次回は23日に福島宿から上松宿まで歩く。昨年は木曽路を南から北に歩いたが、今年は宮ノ越宿を出発点に、南に向かう。4、5月に歩く予定だった塩尻市の塩尻宿から宮ノ越宿までの区間は10月後半と11月に歩く。  好きな行程を選んで参加できる。問い合わせは同会(電話番号080・1046・7291)へ。

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