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アルピコ交通の高速バス再開 換気など感染防止策徹底 

再開した高速バス新宿線に乗り込む人(松本バスターミナル)

 アルピコ交通(松本市井川城2)は6日、新型コロナウイルスの感染拡大によって運休していた新宿線など県内外を行き来する高速バスの運行を一部再開した。通路側の席を販売しないことで乗客の密集を避けたり、走行中は外気を取り入れて車内の空気を入れ替えたりするなど、感染拡大防止策を徹底し、初日に臨んだ。

 4月14日から運休していた新宿線は、再開後も通常の3割に減便して運行していく。提供座席は密集を避けるため通常の半分程度の16席とした。6日の初便は松本駅前の松本バスターミナルを午前6時50分に出発した。提供座席数のほぼ満席となる15人が利用した。乗り込む人の姿を見守り、バスを見送った同社高速バス営業課の齊藤勇太担当課長は「いつもの風景が少しずつ戻ってきた」とほっとした表情だった。
 新宿線を利用した松本市の女性は「週末は東京で仕事をしていた。しばらく行けない状態だったが仕事が始まることになった」と話した。ただ、都内では依然として新規感染者が発生しており「仕事でなければ行かないとは思う」と複雑な心境を語っていた。
 このほか名古屋線は通常の5割に減便して運行している。大阪線は乗車時間が長いことから当面運休を続ける。

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