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塩尻の吉田公民館 感染症知識を「レター」で解説

医療情報を発信する「レター」を発行した八島館長(左)と小澤真由美主事

 塩尻市の吉田公民館は、医療関連の基礎知識を紹介する「メディカルレター」を発行した。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため講座が開催できず公民館からの発信がなくなったことから、通常の「公民館だより」の代わりとして企画し、感染症にまつわる知識を住民に向けて分かりやすく解説している。

 大学で成人看護学の講師経験があり、看護師や訪問看護管理者として働く八島思保館長が発案・執筆した。毎月1回発行していた「よしだ公民館ニュース」の代わりとして、5月に第1号を、6月に第2号を発行した。
 1号では細菌とウイルスの違い、除菌・殺菌・抗菌の意味や違いなどを紹介した。2号ではPCR検査について取り上げ、むやみな検査数増加が医療崩壊につながる理由を、簡単な計算問題を例に挙げて解説している。住民からは「分かりやすかった」などの反響が寄せられたという。
 今後は講座が再開するため、従前の公民館だよりに戻す予定だが、医療情報の発信は機会を捉えて続けたい考えだ。八島館長は「正しい知識を身に付けて、自分で情報を判断できるようになる一助になれば」と願っている。

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