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郷土食レシピ完結編8冊 「木曽谷 食まわり」山里の恵み味わって

 木曽町と王滝村の観光振興を担う木曽おんたけ観光局が、郷土食や地元食材の魅力を集めたレシピ集「木曽谷 食まわり」の完結編となる8冊を発売した。発酵食材や薬草などをテーマに、木曽地域の四季折々の山里の恵みを味わう知恵が凝縮したブックレットだ。会員事業所には配布し、観光客の「もてなし」に役立ててもらう。

 発酵食材の巻は、甘酒とショウガなどで作り、炒め物などに使う「甘酒味噌だれ」や、タイ料理の調味料・ナンプラーとかき混ぜて作る「酒粕ソース」などを載せた。薬草食材の巻では、フリーズドライ(凍結乾燥)した「すんき」やエゴマなどを使う「薬草ふりかけ」を紹介する。肉や魚、卵を使わないビーガン(完全菜食主義者)向け料理の巻や、フレンチレストランのシェフが、天ぷらや塩焼きとは違った新しいイワナ料理を紹介する巻もある。
 レシピ集は、平成29(2017)年度に四季を通じた木曽の郷土食を紹介する12冊を、30年度には地元食材を使った創作料理などを載せた4冊を刊行、郷土食編の英語版も作った。今回は、より実用的なレシピ集にするために、県内外の料理専門家を迎えて昨年度開いた料理講習会で紹介された内容を中心に記載した。
 各巻A5判、11~15ページで、1冊500円(税別)。JR木曽福島駅前の観光局事務所(電話0264・25・6000)などで購入できる。

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