政治・経済

余ったマスク 必要な人へ 塩尻市と原新田公民館が回収 医療機関・高齢者施設に

市が設置したマスク回収箱。市役所市民ホールに2個置いてある

 余っているマスクを必要としているところに送りませんか―。塩尻市内で、不織布マスクや布マスクを回収する動きが広がっている。店頭にマスクが並び始め、国や市が配布するマスクも松本地域に届き始めていることから、市や民間団体などが、不要分を集めて医療機関や高齢者施設、教育施設などに渡そうと寄贈を呼び掛けている。

 市は5日までに、市役所市民ホールをはじめ保健福祉センター、市民交流センター、塩尻総合文化センター、各支所の計14施設に回収箱を設置する。未使用で個包装のものに限り、箱入りマスクは未開封のものとする。包装してあれば手作りの布マスクも受け付ける。
 回収は小口利幸市長の発案で、集まったマスクは学校や保育園、高齢者施設などで活用する予定だ。
 市の動きに先駆けて、広丘地区の原新田公民館も1日からマスク回収事業を始めている。原新田公民館のほか、JR広丘駅前の商店などを中心に原新田区内の15カ所に回収箱を置いた。回収期間は30日までで、寄せられたマスクは高齢者施設や児童館などに寄贈するほか、数が多ければ防災用として備蓄することも検討している。北部交流センター・えんてらすにも、民間団体による回収箱が置かれている。
 市の回収期間は「当面の間」としている。市健康づくり課の百瀬公章課長は「これからマスク着用が必要な期間は長期にわたる。余ったマスクがあれば、有効活用できるよう寄贈していただければ」と話していた。

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