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生坂の自然を映像で疑似体験 観光協会がVR動画配信

大城・京ケ倉でのトレッキングを紹介する映像の一場面

 生坂村観光協会は、村内の豊かな風景や、自然の中で楽しめるトレッキングなどのアクティビティの魅力を疑似体験できるVR(仮想現実)映像を、インターネットで公開している。今春、動画の種類を増やし、村を知ってもらうきっかけづくりとしている。新型コロナウイルス感染拡大への警戒が続く中での観光PRとしても生かしていく。

 村を代表する山「大城・京ケ倉」でのトレッキング、犀川でのラフティング体験の様子を、4月末に新たに公開した。動画投稿サイト・ユーチューブや、村ホームページに表示される「生坂村観光情報」からアクセスできる。第1弾として2年前に公開を始めたパラグライダー体験と合わせ、全3種類(1本当たり3~4分)を視聴できる。
 360度を写せるカメラで撮影した臨場感が特徴だ。スマートフォンなどの端末を操作しながら、全方位の映像を見ることができ、周囲に広がる景色や空の色もよく分かる。
 トレッキング映像は昨年11月に撮影した。京ケ倉から臨む北アルプスと犀川の眺望、登山道を彩る紅葉が多彩に味わえる。撮影班に同行したガイドの説明が収録され、一緒に登っているような雰囲気も感じられる。事務局・村振興課の井上健志さんは「映像をきっかけに、美しい山や空、水の魅力に触れてほしい」とPRする。
 映像の視聴者にVRゴーグルを装着してもらい、より臨場感を楽しんでもらう体験企画も行っていく。昨年は村内外各地のイベントで行ってきたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、村内の催しの際に計画する予定だ。
 VRの活用は、村が力を入れる体験型の観光事業の一環で、県の地域発元気づくり支援金を活用している。支援金の一部で、本年度はVRゴーグル2台を購入する。

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