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審判員講習球児に負けず 高校野球代替大会へ準備

 県高校野球連盟は28日、田川高校で審判講習会を開いた。例年3月上旬に行っている講習会だが、新型コロナウイルスの影響でこの時期までずれ込んだ。今季はまだ実戦でのジャッジをほとんど経験しておらず、体力面や感覚に不安を感じる審判員も少なくないが、夏の代替大会までに急ピッチで仕上げ「高校3年生のために何とか大会を成し遂げたい」と意欲を示している。

 講習会には中信地区の審判員約20人が参加した。通常は1試合4人の審判員が務めるが、高校軟式野球の代替大会と日程が重なるほか、実戦不足により夏の炎天下で体調不良を起こすことも考えられるため、「3人制」による実施も想定し、動き方などを確認した。県高野連中信支部の市川義継審判長は「審判員の体力やけがが心配だが、高校生の一生懸命に応えられるようにしたい」と語り、不測の事態に対応できる準備も進める。
 今季は春の大会が中止、県立高校の練習試合も27日に再開されたばかりで、審判員も7~8カ月ほど実戦から遠ざかっている。
 審判歴20年以上となるベテランの酒井英隆さん(57)は「例年だとこの時期に体力や感覚が完成されている。不安はあるが急ピッチで仕上げたい」と意気込んだ。若手の牟禮和貴さん(24)は、草野球などの試合で積極的に審判をやって練習を積んでいるといい「甲子園大会は中止になってしまったが、もっと野球が好きになってもらえるように正確なジャッジで選手を支えたい」と力を込める。選手を支える審判員も、7月18日の開幕に向けて熱を帯びてきた。

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