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希少種チョウ舞う故郷に きょうまで安曇野でクララ無料配布

 安曇野市堀金烏川にある岩原区などの住民有志でつくる「岩原の自然と文化を守り育てる会」は27日、市堀金支所の駐車場で、希少なチョウ・オオルリシジミの幼虫がつぼみを食べるマメ科の多年草・クララの苗の無料配布を始めた。多くの市民の力でクララを育て、安曇野の空にオオルリシジミを舞わせようと、会員が2020株を目標に育てた苗を2日間の日程で希望者に分けている。

 初日はオープニングセレモニーがあり、岩原の自然と文化を守り育てる会の百瀬新治代表や共催する安曇野市の宮澤宗弘市長らが、市堀金支所にクララの苗を植樹した。宮澤市長は「クララを育て、安曇野がオオルリシジミの里となるよう皆さんのお力を」と、集まった約70人に呼び掛けた。百瀬代表は「催しを通じて安曇野の豊かな自然を守ることにもつながれば」と願っていた。
 百瀬代表によると、岩原区では約50カ所に合わせて約200株のクララを植えてあり、今年はその内の約10カ所でオオルリシジミの成虫50匹と幼虫20~30匹を確認した。全市にクララの植栽を広げようと大規模に無料配布を行うのは今回が初めてだという。
 28日は午前10時から正午までクララの苗を無料配布する。問い合わせは百瀬代表(電話090・3090・2578)へ。

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