政治・経済

松川村が全村民に2万円商品券配布へ

商品券の取扱店を募集するチラシ
 松川村は25日、新型コロナウイルス感染拡大で売り上げが減少した村内の商店や企業を応援し、村民を元気にしたいと、独自の経済対策の第4弾として、全ての村民に1人2万円分の商品券を配布することを決めた。商品券の利用を村内に限定し、落ち込んだ消費を喚起する。
 商品券は、村内に本店を置く店で使える「限定券」10枚(1枚1000円)、本店所在地を問わず村内全店で使える「共通券」7枚(同)、飲食店で使える「食事券」6枚(1枚500円)で構成する。7月中旬以降、世帯主宛てに家族全員分を郵送し、使用期限を来年3月10日までとする。商品券を使える店の募集を26日に始める。  平林明人村長は商品券を配布する背景について、プレミアム付きの商品券だと金銭的に購入できない人もいるとし「国の臨時交付金を村民全員に平等に分ける方法を考えた結果、商品券2万円となった」と述べた。商品券名は「心は1つ!がんばる松川村応援券」で「皆に元気になってもらい、力を合わせて難局を乗り越えたい願いがある」と話した。  村商工会によると、村内には売り上げが半減した店や9割減少した店があるといい、特に飲食店は県の休業の協力要請などもあって影響が大きかった。村はその点も踏まえて「食事券」を設定した。  村は25日に再開した村議会6月定例会本会議で、商品券配布の対象者9679人分の費用など計1億9900万円を盛った本年度一般会計補正予算案を提出し、全会一致で可決された。財源には国の交付金、県の補助金も活用する。     ◇  村議会6月定例会は、村が追加提出した村農業委員12人を任命する人事案に同意したほか、商品券配布事業費用を含む総額1億9988万円を追加する本年度一般会計補正予算など2議案を原案通り可決し、閉会した。

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