教育・子育て

針塚古墳への理解深める 松本・山辺小児童が現地学習

 松本市の山辺小学校6年生3学級101人が25日、近くの県史跡・針塚古墳(松本市里山辺)で現地学習をした。社会科の歴史学習の一環で、学級ごとに市文化財課職員から、5世紀後半の築造とされる円墳の成り立ちや意義を学び、郷土の歴史に理解を深めた。

 薄川の石を積み上げたとされる市内唯一の「積石塚古墳」で、児童たちには当時の王が埋葬された墳頂部の石室から銅の鏡や馬具が発見されており、朝鮮半島とのつながりがあったことや、古墳の規模が権力の大きさを示すこと、復元保存で住民に守られてきた文化財であることなどが説明された。2組の池野友唯さん(12)は「(築造にも)少ししか道具がなかった昔の人の苦労が分かった」と話した。
 児童は墳頂部からこぼれ落ちた小石を拾い戻したり除草したりし、古墳時代の麻布などで作った簡素な服「貫頭衣」の説明も受けた。
 市文化財課の現地授業は平成27(2015)年度から続く。本年度は新型コロナウイルス感染予防の観点から人数を区切り、児童の貫頭衣の試着はやめて実施した。

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