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結婚式子供たち手作り 松本・寿台児童館で職員の高橋楓さん祝福

新郎新婦を囲み、笑顔で祝福する子供たち

 松本市の寿台児童館で23日、職員の高橋楓さん(25)=並柳3=と夫の保育士・大樹さん(23)の結婚式が開かれた。式を挙げずに4月に婚姻届だけを出した2人のために、児童館を利用する子供や職員らが手作りで式を準備し、気取らない雰囲気の中、笑顔いっぱいで門出を祝った。

 紙で作った花をあしらい、教会をイメージした十字架やキャンドルの装飾を施した部屋を会場に、1~6年生と職員ら24人が参列した。新郎新婦はスーツとウエディングドレスをまとって入場し、神父役の児童を前に子供たちが考えたユーモアあふれる誓いを交わして手作りの指輪を交換した。児童からは「おっちょこちょいだけれど優しくて、みんな楓先生が大好き。末永くお幸せに」と祝福の言葉が贈られた。
 他にもゲームや歌のプレゼントなど多彩な内容で盛り上げ、2人の〝共同作業〟としてくす玉を割ってジュースで乾杯した。ドレスも着る予定はなかったという楓さんは「すごく楽しかった。(手作りの結婚式は)思ってもみなかったのでとてもうれしくて、一生忘れられない」と喜んでいた。大樹さんは「子供たちはすごいなと思う。言葉にならないくらいありがたい」と感謝していた。
 5月に入って楓さんの結婚の知らせを聞いた子供たちが職員とともに式を企画し、紙の花のブーケなども作って少しずつ準備を進めてきた。明善小6年生の大久保茉莉さん(11)、いずれも4年生の大塚ゆらさん(9)、中島柚依さん(9)は「先生に幸せになってほしいと願いながら取り組んできた。喜ぶ2人の姿を見てやってよかったと思う」と満足そうだった。

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