政治・経済

お中元コーナー 3密回避

 中信地区の商業施設やスーパーマーケットなどに、お中元のギフト商品を紹介するコーナーが設けられ始めた。新型コロナウイルスの感染拡大で遠方との行き来がしにくい状況にあることから、贈り物をする人が増えることを期待する関係者は多い。例年多くの人が訪れる井上百貨店のギフトセンターは、商品陳列に余裕を持たせるなど「3密(密閉・密集・密接)」の状態を作らない工夫をしている。

 井上百貨店は19日に山形村の大型商業施設・アイシティ21に、20日に松本市深志2の本店にセンターを開設した。それぞれ約1000点の商品を紹介する。本店では陳列棚間の通路を広くし、発送先を記入するカウンターの間隔などを例年よりも広く取るなどの対応を行っている。
 開設後の客足は例年と比べてもまずまずだといい、スイカや桃、信州牛といった地元産農畜産物のコーナーの前で足を止める人が多い。抗菌をうたうせっけんや洗剤の詰め合わせへの注目も高いという。7月に久しぶりに県外の実家に帰るという女性は「行く前に家族が好きなものを届けたい」と、別の女性は「何かサプライズになるように、いつもとは別のものを」と話し、品定めしていた。
 注文のピークは海の日開けの7月中旬となりそうだ。ギフトセンターを担当する市川洋一さんは「感染予防に万全の対策をしているので、気持ちが伝わるお中元を選んでもらえたら」と話している。

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