連載・特集

2020.6.3みすず野

 しばらく出かけてないが、東京に行くと最寄りの駅まで、あるいは駅を降りたあとかなり歩く。自家用車で通勤したり、移動したりの生活がいかに歩かないか痛感させられる。歩く延長線と言っていいのか、松本など市街地に住む人が、自転車で通勤する姿を見かける。サイクリングで遠出する人も◆そのサイクリングを、若いころから趣味にしている友人がおり、彼は愛車をこいで、高原から海沿いまでどこまでも行っていた。一人かの地の地酒を楽しみ、安宿を見つけて泊まり、翌日は自転車を折り畳んで、電車に乗って帰って来るのだという。最近はどうか。「事故に気をつけないといけないが、健康にはもってこい」◆昨年末だが、安曇野市による「自転車を活用した健康づくり実証実験」で、実験に参加した30~69歳の25人のほとんどに、減量や血圧低下といった効果が認められた、と本紙で読んだ。半年間、日常的に自転車に乗った人たちである。同市は堀金の道の駅を発着点に、三つのサイクリングコースを設定し、路面表示や看板整備を進めている◆当地の自然は四季折々美しい。サイクリングにはもってこいに相違ない。

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