連載・特集

2020.6.27みすず野

 「や~い、誰かいたか~い」と職場の玄関で声がする。出てみると、おじさんが「うちのサクランボ取りに来ましょ」と言う。近くだった。高い木に赤い実がびっしり鈴なり。身軽な同僚が脚立の上で手を伸ばす。1人は「佐藤錦じゃないのか」と、きびすを返した◆店頭では出始めの頃に比べると求めやすい価格になっていた。氷と一緒に皿に盛れば、食卓に涼風が立つ。コロナ禍で苦境に立つ山形県のサクランボ農家を支援するためJR東日本が新幹線で400パックを東京へ運んで販売した、と中日紙にあった。郷土の産地はどうだろう◆新幹線といえば―新型車両「N700S」が7月1日に営業運転を始める。13年ぶりの全面改良という。次のリニア中央新幹線まで生きていられるか分からないので世代交代は見納めかも。プラットホームに滑り込む雄姿を早く見たい◆もう一つ新幹線といえば―中学校の修学旅行がどうなるか。心配だ。延期して実施の方向でも今後の感染状況次第となろう。生徒たちの思い出づくりの機会が失われないようにと願っている。蒸し暑い日が続く。こまめな水分補給と体調管理をお願いしたい。

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