連載・特集

2020.6.2みすず野

 クラスターだのテークアウトだのテレワークだのオンラインだの、このところカタカナ語がさらに氾濫して、日本語で言えないのか、さっぱりわからん、という人も多いのではないか。山形村地域おこし協力隊が、オンライン活用講座を開いて「そもそも何か」「どう利用できるのか」を説明する◆これこそいま求められている地域おこしだと納得した次第。さて、インターネットを開くと、「コロナで再び苦境 氷河期世代」「夏のボーナス減額 見送り」「〇〇〇閉店へ」といったニュースが目につき、弱いところへしわ寄せが出ている、と暗い気持ちになる。中小企業の経営状況、雇用情勢はいっそう悪化すると見られ、現実は誠に厳しい◆そんななか、里山や家々の庭の自然が、一年で最も美しい時季を迎えた。緑が日一日濃さを増して盛り上がり、「万緑」の俳句季語がそのまま当てはまる。色とりどりのアヤメやツツジが咲き競い、シャクヤクも満開。近くアジサイの季節が訪れる◆「青嵐」も季語の一つで、初夏に吹く強い風を指す。早苗や土手の青草を一斉になびかせ、秋の風と違って、前向きな気持ちを抱かせてくれる。

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