教育・子育て

南安曇農業高校の生徒がスマート農業体験

 南安曇農業高校は30日、堀金烏川のほ場で、最先端の技術を活用した「スマート農業」を学ぶ実習を行った。水稲栽培や農業機械を学ぶ2年生約50人が、GPS(衛星利用測位システム)を搭載した田植え機の実演と操作体験を通じて、スマート農業がもたらす省力化などの利点を体感した。

 GPSを搭載した田植え機は、ハンドルを操作しなくても機体が登録した基準線に平行して自動で直進し、苗を植える。実習では、地元の斉藤農園の専務・斉藤岳雄さん(47)が講師を務め、斉藤さんと代表生徒が田植え機を操作した。生徒は自動走行中にハンドルから手を離して苗を補充したり、マニュアル操作で苗を植えて自動走行との違いを体験したりし、「運転で気を遣う必要がなく楽だった」「走行中に振り向いて苗のつまりがないかを確認できるのが良い」と感想を話していた。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校の影響で、今回が本年度初めての本格的な実習となった。上原明空さん(16)は「勉強や進路の不安があったので、実習ができてうれしい」と笑顔を見せていた。

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