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独自に高校野球県大会 7月18日の開幕目指す

代替大会の開催を決め、記者会見する西條会長(左)

 県高校野球連盟は29日、松本美須々ケ丘高校で理事会を開き、中止が決まっている今夏の第102回全国高校野球選手権長野大会の代替大会を開催することを決めた。新型コロナウイルス感染拡大の危険性が高まらないことや、平常の学校生活が送られているといった前提条件はあるが、7月18日の開幕を目指して準備を進めていく。県大会が中止になった軟式も同日開幕を目指す。

 大会規模については、現在複数の野球団体と球場確保に向けて交渉中のため詳細は決まっていないが、移動や宿泊による感染リスクを抑えるため、春季や秋季のような地区大会の形式を「妥当」とし、出場校が少なくとも1試合はできる想定だ。一方、状況さえ整えば、各地区の上位校同士による試合の可能性も残されているという。
 代替大会の意義として、西條浩章会長は「思い出づくりの試合ではなく、真剣勝負の場を多くしたい」と語り、ベンチ入りメンバーは従来通りの20人とする。試合はベンチ入りできない部員を除いて、基本的に無観客開催とし、保護者の観戦は状況次第で今後検討していくとしている。
 一方、開催に向けて課題もある。6月1日から公立高校で通常登校が始まるが、県教育委員会の取り決めで、練習試合は当面の間は自粛となっている。県高野連側は選手の実戦感覚を養うなど競技面での安全性を考慮し、開幕の1カ月前には練習試合を再開したい考えで、今後の動向を注視する。
 高校生のスポーツ大会が相次いで中止となっている中、西條会長は「風当たりは強いかもしれないが、代替大会の開催が県高野連だけでなく、いろんな競技で後ろに続いてほしい」とも語った。

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