教育・子育て

県立の高校と中学校 通常登校は6月1日から

 県教育委員会は27日、新型コロナウイルスの感染を防ぐため「分散登校」としている県立高校と県立中学校を、6月1日から「通常登校」にすることを決めた。県庁で開いた定例会で「県立学校再開ガイドライン」を示し、感染予防策を十分に行った上で学校を再開することを確認した。部活動も慎重に活動計画を立てた上で段階的に再開する方針を示した。

 ガイドラインでは「引き続き、感染リスクを可能な限り低減させる」「子どもたちの学びを最大限保障する」の2点を最重要項目に掲げ、教室の座席の配置を2㍍(最低1㍍)の距離を確保することや、公共交通機関が混雑する時間帯を避けた始業時刻を設定することなどの対策が示された。
 夏休みは最低でも2週間ほどの日数を確保する。無料通話アプリ「LINE」を活用した相談窓口「ひとりで悩まないで@長野」を6月1日から開設する。特別支援学校は各学校で児童生徒の状況が異なることから、6月1日以降、順次通常登校に切り替えるとした。
 県の感染状況を示す区分は国の基準でレベル1に相当するが、新しい学校生活に着実に移行するため、レベル2の行動基準を参考にガイドラインを策定した。
 また、県立高校と県立中学校の令和3年度の入学者選抜は当初予定した日程で実施するとし、今後大きな状況変化が生じた場合は必要な対応をとるとした。高校は7月の選抜要綱の公表に合わせ、後期選抜の出題範囲を公表する。原山隆一教育長は「出題範囲は特定の志願者が不利にならないよう、各学校の学習の状況を確認して設定したい」と述べた。

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