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松川の道の駅に紙おむつ自販機 県内で初導入

子育て世代を応援するために開発・設置された“おむつ自販機”

 松川村の道の駅「安曇野松川寄って停まつかわ」にこのほど、おむつを販売する自動販売機が登場した。道の駅の指定管理者・ファンスペースと村が子育て世代を応援する環境整備の一環で、県内で初めて導入した。

 "おむつ自販機"は全体が淡いピンク色で、白いレース模様で飾られており、従来の自販機コーナーとトイレの間に1台設置された。おむつは2枚入りでMとLサイズの2種類ある。お尻ふき用シートもあり、いずれも240円で販売している。お茶やジュースなどの飲み物と一緒に販売しているが、衛生面を確保するため、おむつと飲み物は別の取り出し口から出る。
 ファンスペースの高橋賢光松川事業所長(57)は「出先でおむつが不足した人などが購入しており、少しずつ認知されている」と話す。24時間購入できることも強みだという。
 自販機は、国が道の駅を「子育て応援施設」として整備を進めていることを受け、3社が共同開発した。大王製紙(本社・愛媛県、東京都)がおむつの製造、セコム医療システム(本社・東京都)がおむつの包装、ダイドードリンコ(本社・大阪府)が自販機の設置、おむつと飲料の管理を担うことで完成させた。
 ダイドーが県内の主要な道の駅に設置を提案し、松川村が最初の設置場所となった。担当者は「自販機を通じて道の駅の利便性を高め、盛り上げるお手伝いができたら」と話す。
 18日には男性トイレ内にベビーシートも設置しており、高橋所長は「コロナ禍が終息したら、また気軽に足を運んでほしい」と話している。

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