政治・経済

筑北が公用車活用した移動期日前投票所の導入検討

移動期日前投票所としての活用を検討している公用車

 筑北村は、選挙の投票環境の改善や投票率の向上を狙い、車両を活用した移動期日前投票所の導入を検討している。村内では、一つの投票区当たりの有権者数に大きな差があったため、昨年度に投票区の再編を行い、投票所の数を8カ所から4カ所に見直した。移動期日前投票所は、統合される投票所4カ所の駐車場を巡回させる計画で、交通手段が限られる高齢者や、新しい投票所までの移動距離が長くなる村民も投票しやすい環境を整える。

 ワゴンタイプの公用車に、記載台や投票箱を備え、それぞれの場所で1時間~1時間半程度、投票を受け付ける計画だ。投票人は、車外で受け付けを行い、順番に車に入って投票する。
 再編で無くなった投票所は、本城地区の乱橋区、東条の一部(大沢新田、河鹿沢)、坂北地区の別所区、坂井地区の上安坂区の4カ所になる。
 村選挙管理委員会によると、昨年7月の参議院議員選挙では、最も大きい投票区の有権者数が1250人だったのに対し、最も少ない投票区の有権者数が58人と、20倍以上の差があった。投票環境の不均衡が課題で、村選管が再編を進めてきた。投票区の見直しは、昨年12月に告示した。直近の選挙から、再編後の投票区で行う。合わせて投票立会人の人数の見直しも行い、選任を行う区長らの負担軽減を図った。
 村選管は「厳冬期の実施の難しさなど課題もあるが、本年度内に態勢を整えられれば」とする。今後、移動投票所を導入している神奈川県箱根町への視察を行い、必要な資材や実施の注意点などを検討する。

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